国内外の著名な先生を招いて、参加者2000名を超える大きな大会でした。
内容的にはガイドシステムやAllOn4、即時や移植する・しないなど
テーマは多岐にわたりますが、一つ一つの時間は短いので、
ある程度エッセンスを凝縮したような内容になります。

全てのテーマに共通することとしては、
診査・診断をきちんと行うこと、安全・確実な治療を行うこと
こうしたことがインプラントのトラブルを未然に防ぎ、インプラント本来のよい部分を提供できるというスタンスで語られていました。
私自身が追加するならば、
著名な先生がうまくいって発表している症例、術式なども、
受け売りで取り入れるのではなく、自分の技量や医院のシステムを考えて、
どこまでが自分たちでできるのかを見極める力と判断力を持つことも大事だと思います。
あくまで私の考えですが、やらないことも安全・確実な治療の一つです。
ただし、やらなくても知らなくてはいけないので勉強はしてます。
今週末は日本口腔インプラント学会です。
インプラント治療のトピックに大きな流れはありますが、人や立場が違えば語られる内容も違います。
大きな流れを俯瞰的に、個別のことは客観的に見て、
当院にとって最もよいシステムを作っていき、
それぞれの患者様の期待や思いに応えられるよう取り組んでいきます。
