2015年04月19日

滅菌に力を入れると医療の質は本当に上がるのか

前回、滅菌のことを書いた最後に、
(滅菌の体制を整えた)質の高い医療体制は質の高い診療を生み出すと信じているとお話ししました。

滅菌は治療ではありませんので、滅菌そのものが直接治療レベルを上げることはありません。


でも、診療を行うスタッフの意識は変わります。

滅菌に限らず、医院として医療体制を整えるという意識や行動は、
診療の方もそれに見合った治療の質を提供しなければならないというスタッフの意識も育て、
それが治療の質の向上につながります。(多分・・・)

また誰しも自分が受けたくない治療を提供したり、自分が受けたくない診療体制の歯科医院に勤めたくはありません。
きちんとした医療体制を作ることでスタッフの定着もよくなります。(これも多分・・・)

予防を重視し、長期的なケアを行う歯科医院を目指すのであればスタッフの定着は大事なことです。

求職をしている歯科衛生士もまた労働環境や診療体制が整った歯科医院を選ぶ傾向にあります。
当たり前ですよね。

歯科衛生士は開業歯科医院数より少なく、歯科医院1軒に0.6人の計算とも言われています。
その一方で予防や質の高い診療を行うには歯科衛生士の雇用は必須です。
(当院には歯科衛生士が上の平均人数の10倍以上在籍しています。歯科衛生士は一部の歯科医院に集中する傾向があります。)

高コストな診療体制になっても歯科衛生士の雇用、定着を考えれば必要経費といえるのではないでしょうか。
(コスト比較をしたわけではないので自分を言い聞かせるためでもありますが・・・)


患者様の視点から見ても不潔な歯科医院よりは清潔な歯科医院に行きたいのは当然として、
滅菌などの診療体制への意識の高い方ほど、治療そのものも長く持つもので治したい、きれいに治したいといった意識も高いものです。

そして私たちはそれに応えられるように努力もしていかなければならない。

そうした循環もまた質の高い医療につながるのではないかなと漠然と考えています。




posted by 西船橋駅前歯科 at 23:58| 千葉 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月17日

滅菌に力を入れています

西船橋駅前歯科では滅菌に力を入れています。

私が歯科医師になった約20年前は滅菌の概念なんてまだまだで、
新卒の時に勤めた歯科医院の院長先生は当時素手で治療しているような時代でした。
(さすがに私やスタッフはグローブをさせてもらっていました・・・)

昨年には読売新聞で歯科の滅菌の状況を(ちょっと過剰な感もありましたが)記事にされたりもしましたが、
世の中の清潔や感染に対する意識も変化していきますし、
そうしたものに変化ができるものだけが生き残っていくと考えています。

西船橋駅前歯科でも年々その体制も整えて、現在の安心できる滅菌システムに至っています。


まず、西船橋駅前歯科の現在の基本的な滅菌基準としては、
「滅菌できるものは滅菌する、滅菌できないものはディスポーザブル(使い捨て)を使用する」
ということを基準においています。

infection-control-04.jpg infection-control-01.jpg

滅菌できるものとは、
患者様ごとの基本セット(ピンセットとかミラーとかです。)や歯を削るためのドリル類です。

基本セットはさすがに滅菌していない歯科医院はないのではないかと思いますが、
あとは基本セットごとの滅菌バッグも必ず行います。
バッグまでする歯科医院となると半分を切ってくるのではないでしょうか。

厳密に言えばバッグは滅菌状態を保存するためのものであり、
頻繁に使う基本セットなどは滅菌をきちんとすれば、
バックしなくてもよいという考え方もあるようですが、
患者様への見た目の問題や実際の保管の問題もあるのでバッグしています。

DSCN1961-300.jpg
ドリル類もバッグして滅菌しています。
様々なコスト、手間がかかりますので、ここまでできる歯科医院となると少数となってしまうのでしょう。

質の高い医療体制が、質の高い診療を生み出すと信じて取り組んでいます。
posted by 西船橋駅前歯科 at 00:34| 千葉 | 器具・設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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