今日は、神経の治療(根管治療)のセミナーに行ってきました。
神経の治療というと、セラミックなどの審美的な治療と違って、目に見えない治療で、
それ自体が表舞台に出ることは少ない分野です。
一方で、歯を長持ちさせようと考えると、
神経の治療と言われる歯の根の治療は大切です。
見た目だけいい治療をしても土台になる歯の根っこがいい加減では、
シロアリに食われた土台のもとに建てられた家と同じです。
本日の話は、ニッケルチタンという器具を用いた治療方法の話が中心でした。
ニッケルチタンを用いた治療自体は以前から存在します。
日本では、保険制度の問題もあり、採用している歯科医院は少なく、
国内メーカーとしても開発が遅れている分野です。
この分野の開発は海外のメーカーが主導的に進めています。
本日も外資系のメーカーが主催で、海外の歯科医師による話でした。
最新の器具、最新の治療方法を用いて、よい治療をしましょう、
と言うことがメインですが、
よい治療を行うために治療環境を整えましょう、という話もありました。
具体的には、CTで3次元的に根の形態を把握することや、
マイクロスコープで見えない歯根を拡大して「見える」ようにして治療することが、
治療段階前の診断情報として最低限必要になってくると語られていました。
家の掃除を考えてみてください。
どんなに優れた専門のお掃除の技術を持っていても、
暗闇の中で、プロの技術を生かした掃除はできません。
反対に素人だったとしても、部屋を明るくして「見える」ようにして、掃除を行えば、
プロよりも、きれいに掃除ができることと同じです。
環境を整えて、さらにプロの掃除手法があれば完璧です。
西船橋駅前歯科では、幸いにもCTやマイクロスコープといった治療環境は整っています。
ニッケルチタンなどの最新器具も整っています。
後は私自身の技術を高めるだけです。
そのために日々の研鑽に努めています。
(CT、マイクロスコープなどを用いた神経の治療は、保険外治療で対応していることをご了承ください。)
2009年07月05日
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