2010年03月05日

歯が割れたら抜歯になってしまいます

今週の日曜日は、歯根破折をテーマとするセミナーに参加してきました。

大学の先生のお話で、データに基づく話に説得力がありました。
ある大学の研究では、メタルコアの4年生存率は約75%、
ファイバーコアの4年生存率は約95%というようなことをおっしゃられていました。

しかもメタルコアを原因として歯の根が折れてしまった場合には、
ほぼ抜歯になったのに対し、
ファイバーコアの場合には、決定的なダメージは少なく、
再治療も可能であったということを述べられていました。
(理由としては歯の折れる場所がメタルコアの場合には根の深いところで、
ファイバーコアの場合には折れたとしても、上の方で割れるというためです。)

講師の先生の大学でも、数年前までメタルコアを使用していたそうですが、
今ではファイバーコアに変えているそうです。

仮に、上記の数字が本当だとすれば、8年たてば75%×75%で、
約半数弱のメタルコアは抜歯にいたることになります。
さらに4年経てば・・・

実際には、神経の治療の良し悪し、ポスト部の深さ、太さ、咬合力、残存歯の本数、かぶせ物の材質など、
コアの材質以外に、歯根破折を起こす原因は多くあり、
私たちが注意を払わないといけない技術的ルールがあります。

ただ、コアの材質が破折の大きな要因であり、その材質を考えるとき、
ファイバーコアが歯を長持ちさせるために最適な治療であることは、論を待たないと思われます。

西船橋駅前歯科でも神経の治療後、土台の治療の際には、材質のお話をし、
患者様の同意が得られれば、ファイバーポストを行っていますが、
一方でファイバーポストは保険治療でないという理由で、
保険治療のメタルコアを行わざるを得ない現状もあります。

最終的な選択権は患者様にあり、やるやらないは別ですが、
患者様にとっていい治療、長持ちをする治療をご説明することも私たちの仕事です。
自分が受けたくない治療はしない、患者様にとって最適な治療をしたいと考えて治療に当たっています。



ラベル:歯科 船橋 歯医者
posted by 西船橋駅前歯科 at 23:48| 千葉 🌁| むし歯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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