2010年05月30日

今日のインプラントセミナー

今日は歯周病患者のインプラント治療というテーマのセミナーに参加してきました。

午前中は基礎的なことが多く、午後からはアドバンスな内容となりました。
午後は骨造成に関すること、インプラント周囲炎に関すること、メンテナンスに関することまで広く浅く話されました。

私たちのようにインプラント治療を多く手がけていくと、
インプラント周囲炎のようなインプラント治療後の問題点についての対応も避けては通れません。
その一方で、メーカー主導と言われるようにインプラントのセミナーはメーカー開催が多く、
主催者に遠慮してそうした負の部分について語られることは少ないのが現実です。

インプラント治療の成功率が100%ということはない以上、
インプラントをきちんと入れ、歯を入れることることだけではなく、
その後の長期的な視点でトラブルやリスクへの対応ができてこそ、
責任あるインプラント医のあり方だと思います。

今日の内容ではメンテナンスの話もありましたが、
定期的なメンテナンスは最も優れたトラブルに対する予防法となります。

インプラントは生体にとっては異物であり、なかなか痛みを感じません。
痛いとか違和感を感じるようなときは最終段階(取るしかない)です。

自分の「歯」が痛いときには治療のしようがありますが、
「インプラント」が痛いときにはだいたいダメになってます。
患者様がそれを感じる前に、定期健診で歯科医がおかしいと思ったら、
早めにインプラントを失わないように対応できる技術・知識も、
インプラントオペの技術と同じようにインプラント医に求められる能力だと思います。

そういう意味では、私たちも症例数を競い合ってたり、オペがうまいということだけではダメでしょう。
インプラントが広く受け入れられた治療になればなるほど、
10年生存率やメンテ継続数といった指標の方が本当の評価になっていくのかもしれません。

患者様にとってもメンテナンスや何かあったらということを考えて
インプラント治療をお考えになることをおすすめしています。

時々、遠方からのご相談メールをいただいたりもしますが、
基本は何かあったときに通える距離のところに通院されることが理想的なのかなと思います。





posted by 西船橋駅前歯科 at 23:39| 千葉 ☀| インプラント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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