2010年11月12日

OrthoCAD院内セミナー

今日の昼休みは矯正用のCAD/CAMを使用したミニセミナーを行っていただきました。
先々週ぐらいもインプラントの CAD/CAMのミニセミナーを行いましたが、
歯科でもあらゆることにこうした3次元的なデータを使った技術が導入されてきています。

矯正治療では術前術後で歯並びが変わりますので、模型による記録が重要です。

従来の術前の診査では模型により、歯の幅や長さ、かみ合わせの数値的な計測をして、
矯正の術式を診断したりしていました。
もちろん患者様への説明用にも模型は使用します。

当院で導入したOrthoCADとはどういうものかと言うと、
これを全てPC上(CAD)で行うことになります。
説明のわかりやすさは模型の方がいいかもしれませんが、
診断レベルはデータ計測の方が上でしょう。
インプラントのCT計測と似ています。

また、データ上で矯正後の状態(セットアップ)を作ることもできますので、
例えば抜歯をした場合にはこうなる、抜歯をしない場合にはこうなる、
といった矯正後のシュミレーションが比較的簡単にできます。

患者様にとってはこれはわかりやすいと思います。

さらに、それをベースに矯正用ブラケットの位置を決める
マウスピースをCAMで削りだして作ることができるので、
正確なブラケットの位置づけをコンピュータが支援してくれます。
ただし、ここら辺はインプラントの埋入支援ソフトと同じで、
基本的な技術がないとそれが正しいかどうかもわかりませんし、
リカバリや微調整ができないので、
誰でも矯正(やインプラント)ができるようになるという意味ではありません。

慣れれば、一気にブラケットを適切な位置に間違いなくつけることができるので
時間が短くなれば、患者様にとってもありがたいことだと思います。

矯正治療の時には必ず術前の模型をとるのですが、
数が増えればスペースもなくなりますし、見当たらないとか、欠けてしまったとか、
意外と管理に手間がかかります。

データで管理ができれば、これらの場所や壊れる、紛失の心配はありません。

しかもデータをもとに模型を作り出すこともできます。
これで模型を失くしても問題なしと言いたいところですが、
ただ、この3Dプリンタというのがまだまだお高くて、現実的な値段ではないのは課題です。

少なくともデータ管理が進んだからと言って模型を捨てられるかというと、
習慣的にも捨てられないですよね。

矯正にかかわらず、一般治療の模型も現物保存からデータ保存に時代は変わっていくと思われます。
一般治療ではまだ模型のデータ保存は普及していませんが、おそらく時間の問題だと思います。

こうした新しい技術は次々と進化していくので、ついていくのに大変な部分もありますが、
今のところ、話を聞いたり導入するのに楽しくついていっている感じですね。


ラベル:船橋 矯正歯科
posted by 西船橋駅前歯科 at 23:55| 千葉 | 矯正歯科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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