2011年07月10日

今週のインプラント

今日は関東地方では梅雨も明けたそうで、暑い日でしたね。

震災後は余震や計画停電の影響で、
医院も患者様も大きな治療を控えようという感じでしたが、
最近は少し落ち着いてきて、
インプラントや矯正の相談も以前のように増えてきているように感じています。

今週は3件のインプラント手術がありました。
右上1本、左上1本、左上3本とすべて上あごのインプラントオペでした。

左上3本の患者様は上顎洞までの距離が3ミリと短い状態です。

カウンセリング時には、
サイナスリフトで骨を大きく移植した後、長めのインプラントを2本埋入して3本ブリッジと、
ソケットリフトで骨を小さく移植して短めのインプラントを3本埋入、3本ブリッジなどを
提案させていただき、
サイナスは腫れる(ことが多い)のが抵抗あるということで、
ソケットリフトを併用してインプラントを入れる方法で行いました。

最近では1ミリの骨の高さでもソケットでいいという先生もいますが、
個人的には3ミリぐらいは骨の高さがあるとソケットリフトにはありがたいなと考えています。
今回も初期固定を取れましたし、順調に推移すると思われます。

薄い骨を削るときには、一気に削れてしまうドリルでなく、
超音波(ピエゾサージェリー)を使いゆっくりと骨を削ることが成功の鍵です。
経験や勘に頼らず、器具の性能で確実にシュナイダー膜を破らないようにできるので、
安全性を高めてくれます。

膜の持ち上げ、人工骨の填塞は水圧をかけるピエゾのソケットリフト専用チップを用いています。

これも従来はノミのような器具でたたいて行っていましたので、力の加減は経験と勘頼りで、
膜を破るというリスクを持ち合わせた治療法でした。

水圧が膜を破ることはありませんので、ピエゾの専用チップを使えば安全性が確保されます。
こうした器具の進化も難しい治療を安全な治療に変えてくれます。

今回の場合は水圧をかけると他のインプラントホールから水が吹き出てくることで、
膜を破ってないことも確認しています。
ソケットリフトは見えない部分の治療なので、
大きく骨をあけるサイナスリフトと比べ非確実性があるのですが、
こうしたはっきりとした確認が取れると、術者としても安心をしながら治療ができます。

患者様の安全・安心が一番大事ですが、
私たちにとっての安心も大事なことですね。








posted by 西船橋駅前歯科 at 02:04| 千葉 ☀| インプラント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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