2007年06月22日

歯が動いてきたらどうします?

歯周病を測る目安として、歯周ポケットのお話を歯周病のお話の中でしてきました。

今日は歯の揺れの話です。
よく、歯がぐらつく、ということを主訴に歯周病を訴え、歯医者さんに来る患者様がいらっしゃいます。
歯がぐらつく段階ということになると、歯周病の進行段階としては中等度ということになってしまいます。

中等度って、どういう歯周病の段階?ということになるわけですが、
私達は、歯周病の進行を、歯を支える骨(歯槽骨)の吸収(溶けてしまうこと)によって、進行の段階を見ています。
歯を支える骨の吸収があると当然、歯は動き出します。

歯全体の上に見える三分の一くらいが歯冠と言われ、歯茎の上に出ている目に見える「歯」の部分に当たります。
おおよそ歯の三分の二が歯茎に隠れた「歯根」と呼ばれる部分になります。
歯周病により、骨の吸収が起こり、歯全体の長さに対して、支える骨が二分の一以下になってくると歯が揺れだすと言われています。

歯の揺れ状態で歯科では大まかに0〜3というクラス分けをしています。

0(健康な状態)
1(ちょっと横に揺れている)
2(縦に揺れを感じる)
3(ぐらぐらじゃん)

となるわけですが、
3と1の差より0と1の差の方が有意差があるぐらい、歯が動き出すということは、
歯周病の進行にとってはとても大きな症状なのです。

患者様にとっても、揺れたから痛むわけではないですから、それだけで歯医者さんに行く気にはならないですよね。
でも、歯が揺れ始めるって、歯周病の進んだ兆候ってことなんですよ。
自分の歯周病の状態を知るためにも、歯医者さんに行ってみてはいかがですか。


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2007年06月15日

ポケットプローブ

前回の歯周病の話のなかで、歯周ポケットの測定の話をさせていただきました。
歯周ポケットを測定する器具をポケットプローブと呼びます。

歯周ポケットを測定する際には、数値としてポケットを計測するだけでなく、
ポケットの測定時に出血やウミの有無をチェックしています。
出血は歯肉の炎症の存在を表しています。
ウミが出る場合は炎症がかなり進んでいる状態を表しています。

歯科医院では、全ての患者様ごとに準備するミラーやピンセットなどの器具を基本セットと呼びますが、
西船橋駅前歯科ではこの基本セットの中にポケットプローブを入れています。
最近は、歯周病に力を入れている歯科医院では、基本セットにポケットプローブを入れているところも増えたと思います。

現在の歯科疾患はむし歯と歯周病が2大疾患であり、むし歯の治療でも常に歯肉を観察しながら治療を考えることが必要です。
基本セットにポケットプローブを入れておくということは、どんな時でも歯肉を観察することを心がけるという意味です。

昔は基本セットにポケットプローブを入れてなかったのは、歯科疾患イコールむし歯治療という時代だったからでしょう。
逆にエキスカベーターという細かいむし歯をとる器具が基本セットに入れられていたことが時代の変遷を語るものです。
基本というものも時には変わってしまうものなのですね。



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2007年06月07日

歯周病の進行具合

歯がぐらついてきたり、うみが出てきたりすると自分が歯周病ではないかと気がつきます。
以前にもお書きしたように、自覚症状がある状態になると歯周病の進行はかなり進んでいる状態となります。

こうした自覚症状により、歯周病の進行具合を見ることも必要な要素ですが、
医療においては、エビデンスに基づいた治療を行うために、客観性をもった診査と診断が重要となります。

歯周病の進行度は歯周ポケットの深さであったり、レントゲン診査による、
歯を支える骨の吸収(骨のやせ具合)をみて診断することが、最も客観的な診査となります。
決して、見た目や痛みなどの主観的要素だけではないのです。

例えば、歯肉からの出血というわかりやすい症状も、歯周病の初期段階でも重度の症状でもどちらでも起こる症状です。
同じ症状の主訴であっても、歯周組織をしっかり検査することで、患者様の歯周病の程度が違っていることがわかるのです。

もちろん、歯周病の進行具合により歯周病の治療の仕方も変わってきます。
ご自身の歯周病の程度を知るためにも、ぜひ歯医者さんで自分のお口の中の状態を知り、
治療やケアのことを聞いてみましょう。



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2007年05月12日

私って歯周病?

歯周病って治りますか?という質問は最もよく受ける質問の一つです。

歯周病の治療は歯周病の進行状況などにより異なります。
歯周病の進行状況を知るために最も重要な方法の一つに歯周ポケット検査があります。

歯周病は歯肉の炎症を伴って進行し、炎症により歯肉と歯の間に溝(隙間)を生じさせます。
この隙間が歯周ポケットであり、歯周病の進行の強い方は数値が大きくなります。

健康な方の歯肉は概ね1〜2ミリくらいです。
3ミリを越えると、少し炎症気味です。
4〜5ミリ程度だと、ある程度歯周病ですよ、という感じで判断していきます。
それ以上のケースもありますが、少し細かく検査をして歯周病の程度の説明、治療方法の立案を行います。

最初にお書きした歯周病が治るかどうかについてはもともとの歯周病の程度に左右されます。
初期段階であれば治療は完全に可能です。
重度の歯周病は治療は可能ですが、治療の目標の置き方により治し方が変わります。
一口に歯周病治療といってもその状況、年齢、清掃状態などにより変わってきます。

歯周病治療はまずは、お口の中の状態を知ることから始めましょう。




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2007年05月08日

歯周病と糖尿病

前回、歯周病と喫煙との関わりについてお話をさせていただきました。

歯周病は全身的な疾患との関連が深い病気です。
糖尿病もまた歯周病の間接的な原因の一つであることも広く知られていると思います。
糖尿病は免疫力の低下を引き起こし、感染しやすい状態(易感染性)をつくるからですね。

一方、歯周病も糖尿病を悪くさせる因子の一つであることも徐々に解明されてきています。
簡単に言うと糖尿病が歯周病を悪くし、歯周病が糖尿病を悪くするということです。

では、糖尿病ならば歯周病の進行を受け入れなければならないのかということですが、そんなことはありません。
歯周病の直接的な原因は糖尿病そのものでなく歯周病菌の感染です。
徹底的なお口の中の清潔状態が保たれれば、歯周病のコントロールはできると考えられています。
また、内科的に糖尿病を治療、管理され、空腹時血糖値がコントロールされていることも重要です。

重度の糖尿病の患者様の中には症状の一つである歯周病治療をあきらめている方もいらっしゃいますが、
歯周病の治療が糖尿病のコントロールにもつながります。

お口の健康を通して体の健康をつくることが私達の使命です。
ぜひとも一緒に歯周病治療をがんばりましょう!








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2007年04月25日

歯周病の原因いろいろ

歯周病の原因はプラークだけではありません。
例えば、煙草がそうです。
喫煙が体の健康にとってよくないことは皆さんご存知のことと思います。
もちろん、お口の健康にとってもよくない原因となります。

どうして、タバコがよくないのでしょうか。
いくつかの理由が言われていますが、よく言われることととしては、
ニコチンやタールなどの有害物質が白血球の機能を低下させ、免疫力を低下させるという理由です。

歯周病(炎症)は歯周病菌と体(免疫)との戦いです。
免疫力が落ちると戦いに負けてしまいます。

また、直にたばこが入ってくるお口の中は、たばこによって、お口に行き渡る毛細血管の血管収縮がおきやすく、
体の健康を司る血流の障害がおきてしまうことも歯周病悪化の因子の一つです。
細菌との戦いに敗れ、体の組織の復興に失敗すると、城(歯周組織)はどんどん崩れてしまうというわけです。

直接的ではないかもしれませんが、歯面につくたばこの沈着物や着色によって
プラークが歯面に残りやすくなることも因子の一つと考えられます。

煙草は嗜好品でもあるので、喫煙者にたばこの害を伝えることは難しい部分ではありますが、
本気で歯周病を治したいと考えているならば、禁煙していただいた方がよろしいかと思います。
お口だけでなく体も健康になると思いますよ。

お口から始まる体の健康、がんばってくださいね。


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2007年04月18日

歯周病の原因は

歯周病の原因について、考えていきます。
歯周病は感染症であり、直接的な原因は歯周病を引き起こす細菌であることは、先日書かせていただきました。

間接的な原因としては、いくつかあるのですが、一つの原因として力の問題があります。
ここで言う力というのは、かみ合わせや、くいしばりの力のことを言います。
必要以上のかみ合わせの力が、歯にかかると、歯肉、歯槽骨に負担をかけてしまい歯周病を悪くさせてしまいます。
専門的には、咬合性外傷と呼ばれ、歯周病とは区別されていますが、
両者は密接に関連し合って、歯周病の症状を悪くさせています。

力の問題を解決する治療としては、一箇所に力がかかりすぎているのであれば、その部分の咬みあわせを調整したり、
全体的な問題であれば、マウスピースの装着や、
場合によっては矯正治療を検討することもあります。

力の問題が大きい場合の骨の吸収は歯周病の骨の吸収とも、レントゲン像が違ってきます。
歯医者さんでは全体のレントゲン像を見ている姿をよく見ることと思いますが、
こうしたレントゲンを診るときにも、なんとなく見ているわけではないのですね。
他にもかみ合わせによる歯のすり減り方をみたり、骨格や筋肉の張り方をみたり、色々診たり、考えたりしています。

治療的な話は真面目になってしまいます。
歯周病の他の原因についても、改めてお話していきますね。
歯周病は奥が深いのです。



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2007年04月12日

歯周病で歯科に行く理由

西船橋駅前歯科の歯周病治療について前回に引き続きお話していきます。
前回よりも歯周病の症状について、教科書みたいな話でなく歯医者さんでの実際の話としてご説明していきますね。

歯周病の治療を行う主訴として、目立つのは残念ながら「腫れて痛い」ということです。
本当は腫れる前に歯周病の治療・予防ができればいいですし、そうしたことは患者様自身もよくおわかりになっています。
ただ、なかなか「痛い」という症状がないと歯医者さんに行くことがないというのも実情のようです。
痛みをとることそのものは、意外と簡単です。
腫れの原因を取り除くこと、腫れや痛みをとるための処置をするだけです。
こうした場合は初診時には、応急処置にとどめて次回以降、歯周病の治療・予防の話をさせていただく場合が多くなります。

その場の痛みをとるということは対症療法であって、原因療法ではありません。
痛みが出る状態に至った原因を取り除き、今後そうした歯周病の症状で困らないようにしていくことが本当の歯周病治療です。

人数的に多いのは、今は痛くないけど痛みが出たことがある、歯石をとりたい(私って歯周病?)などです。
これらの方々は痛いからしょうがなく来院されているというよりは、ある程度、自らの意志で積極的に治療・予防に来られているので、
歯科衛生士の歯周病の話などには、興味を持って話を聞いてくれる場合が多いです。
もともとモチベーションも高いので、こちらが真剣に接すれば接するほど、セルフケアなどにもがんばってくれます。
こうした患者様たちは一回当たりの歯周病治療・予防の回数は少なくなります。
治療というよりは予防・メンテナンスのために歯医者さんに来る感じですね。

現実的には、歯が痛いとか、詰め物が欠けたとかいった症状でいらした患者様が、
レントゲンやお口の中のご説明、歯周病の検査などにより、自らの歯周病の症状を認識し、歯周病予防に励むパターンも多いです。
前回、書きましたように、歯周病は自覚症状を伴わず、進行している場合が多いので、こうしたケースは必然的に多くなります。

歯周病一つをとっても、患者様は様々な症状、訴えで歯科医院を訪れるわけです。
共通するものは、全ての方たちが、ご自分のお口を悪くしたくない、よくしたい、健康にしたいということです。
そんな気持ちに応えられる歯科医院でありたいと思って日々の診療を行っています。












ラベル:歯科 船橋 歯周病
posted by 西船橋駅前歯科 at 23:29| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 歯周病 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月08日

西船橋駅前歯科の歯周病治療

西船橋駅前歯科における歯周病治療について、今後お話していきます。

歯周病とは歯を支える歯肉(歯茎)や骨(歯槽骨といいます)の病気です。
昔は歯槽膿漏と呼ばれていました。

歯周病の主な症状としては、歯肉から出血する、腫れる、膿が出る、歯が動く、口臭がするなどです。
西船橋駅前歯科でもこういった症状を訴えて来院され、歯周病のご説明をさせていただく場合が多くあります。
痛みを伴う場合もありますが、歯周病は自覚症状がなく、進行することが多く、
痛みがある場合には、重度の歯周病と考えていただいた方がよいかもしれません。

歯周病の原因としては歯の表面につくプラーク(歯垢)の中に含まれる細菌の感染が直接的なものとなります。
他にも間接的な原因はありますので、追ってご説明していきたいと考えています。

治療の方法も色々あり、歯周病の進行に合わせ、基本的な治療方法から最新の治療方法までご案内していきますが、
基本は細菌感染に対する治療ですので、細菌をを取り除くことが中心となります。

今後、日をおきながらになると思いますが、歯周病についてのお話や
西船橋駅前歯科での歯周病に対する治療方針、取り組みなどについてお話していく予定です。
乞う、ご期待。
ラベル:船橋 歯周病 歯科
posted by 西船橋駅前歯科 at 23:50| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 歯周病 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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